北海道工場竣工・稼動開始のお知らせ
東洋水産株式会社(本社:東京都港区、社長:堤 殷)では、予てより進めておりました札幌市内から小樽市への即席麺工場並びに営業拠点の移転を、2012年5月上旬に完了致しました。移転後の新工場は「北海道工場」、営業拠点は「北海道支店」と、名称が変わります。
移転先用地には、1994年に石狩第1冷蔵庫、2002年に生麺・魚肉ハムソーセージ製造工場である石狩東洋㈱を設置しており、ここに隣接して北海道工場・北海道支店が建てられました。昨年5月に着工、今年4月に竣工し、工場ラインの移設・稼動を開始しております。新工場は、大型直線ラインによる効率化で製造能力が約2割高まり、商品の安定供給体制を強化致しました。
尚、石狩東洋㈱は2012年3月1日で東洋水産㈱に吸収合併し、「北海道工場 第二工場」と名称を変更致しました。
今月上旬には営業拠点の移転も終え、これにより即席麺・生麺・魚肉ハムソーセージ商品の大規模生産拠点と、北海道地区限定商品開発を行う研究部門、営業部門、冷蔵部門が一箇所に集約されました。製販一体の地域に根ざした事業展開で、道内全域に向けたマルちゃん商品の発信力強化と、一層のサービス向上に努めてまいります。また、道内限定即席カップ麺の「赤いきつねうどん北海道」や「やきそば弁当」等一部パッケージには、北海道工場竣工記念のマークをつけて展開し、広くお客様にPRしてまいります。
工場内には「やきそば弁当」の製造工程をご覧いただける見学通路を設置致しました。 小・中学校の社会科見学等でご利用いただけるよう、今年秋頃からの運用を予定しております。