ニュースリリース

「田子工場でカサゴの稚魚放流活動実施」のお知らせ

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 東洋水産株式会社(本社:東京都港区、社長:今村将也)では、駿河湾を臨む伊豆半島西海岸の田子工場(静岡県賀茂郡西伊豆町田子1624-2)で、地域社会への貢献活動の一環として、地元漁業組合や関係者の皆さまにもご協力をいただき、カサゴなどの稚魚放流活動を行います。
 同活動は、水産資源の保護育成に努め、将来に向けた豊かな海づくりを実現して、水産業や観光業をはじめ地域活性化の一助になればとの思いから、1996年より当社創業者 故 森 和夫が始めたものです。今年で18回目を迎え、これまでに合計30万匹余りの稚魚を放流してきました。当日は地元の幼稚園、保育園の子どもたちにもお手伝いいただく予定となっております。また、放流に先立ち地元のこども園にて、子どもたちを対象にした食育ミニ講座も開催します。詳細は下記の通りです。

■実施概要
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■子ども向け食育ミニ講座を開催
 放流に先立ち、同日午前9時30分より伊豆海認定こども園にて、子どもたちを対象にしたミニ講座を開催します。下田水産技術研究所の職員によるカサゴについてのお話や、当社社員による田子工場で製造を行っている鰹節やだしについてのお話をする予定です。

■田子地区、田子工場について
 田子地区は、古くは鰹の水揚げ漁港として栄え、江戸時代には、土佐から伝わった鰹節の製造方法を元に、かび付の回数や燻製・乾燥方法に改良を重ねた手火山焙乾製法による「伊豆田子節」が誕生し、土佐や薩摩に並ぶ鰹節の生産地となりました。
 田子工場は、1919年に田子製氷株式会社として設立され、1966年に当社グループへ参加し、2007年より当社の自社工場となりました。1971年には鰹節を原料にした「だしの素」の生産を開始、1972年からは「鰹節削り節」を製造し、マルちゃんブランド調味料事業の基幹工場になっています。

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