東洋水産グループでは、事業活動による環境負荷の低減に考慮した取り組みの推進など、環境を保全するための取り組みを実施しています。
水産食品事業は当社創業の事業であり、海洋資源の保全は重要な使命の一つだと考えています。河川や海岸の清掃活動をはじめ、様々な取り組みを行っています。
1996年より静岡県賀茂郡西伊豆町田子地域の海で、水産資源の保護・育成と水産業や観光業における地域活性化の一助となることを目的として、稚魚放流活動を行っています。カサゴやヒラメなど、約42万匹の稚魚を放流してきました。毎年、近隣住民の皆さんや西伊豆町の園児にご参加いただき、カサゴなどの稚魚を海に放っています。放流に先立ち、園児を対象として「かつお節について」と、静岡県水産・海洋技術研究所による「カサゴについて」の食育講座も実施しています。
グループ会社である(株)いらご研究所では、1996年の設立以来、ウナギの完全養殖の研究に取り組み、2010年には「いらご研究所で生まれた仔魚を親魚まで育てて産卵させ、次世代の仔魚を得る」というウナギの繁殖サイクルの確立に成功しました。 現在、量産化・事業化に向けて取り組んでいます。
詳しくはhttps://www.maruchan.co.jp/csr/society/unagi.html
関東工場では、工場周辺の地域の生物多様性の保全を目的とした「ビオトープ」を設けています。地元館林を流れる谷田川に近い環境が保たれているとのことから専門家に指導いただき、自生している絶滅危惧種の「マツカサススキ」の他、絶滅危惧種の「チョウジソウ」「フジバカマ」の苗をお預かりし、大切に育てています。
東洋水産グループの事業に「水」は欠かすことのできない大切な資源です。そのため、東洋水産グループでは、 持続可能な水資源利用を環境対応の推進における取り組みテーマのひとつとしています。
東洋水産グループの各工場では、水の使用量や排水量を継続的に管理し、使用量の削減に努めるとともに、工場からの排水を微生物処理により浄化して排出しています。埼玉工場では設備の運用方法の改善により、生態系への影響が無いよう排水の温度を下げるなどして、環境への負荷を小さくしています。また、フクシマフーズ㈱では節水および排水削減への取り組みとして、排水処理の管理方法の見直しや製造工程の冷却水の循環による再利用、洗浄用ホースへの節水ノズルの取り付けなどを行っています。その他、関東工場では雨水をトイレの洗浄水に利用することで、水の使用量を削減しています。
廃棄物の削減・管理強化は、環境負荷及びリスクの低減に向け、従来より省エネ(CO2削減)と並ぶ重要テーマと認識し取り組んでいます。
廃棄物の排出量削減に向けた製造ロスの削減、有価物化の推進といった取り組みに加え、分別の徹底や処分方法の変更を推進し、2009年度以降、再資源化率は99.5%以上の水準を維持しています。また、産廃処理業者への定期的な現地確認を行い処分状況を把握するなど、不法投棄等廃棄物リスクの低減に向けた取り組みも行っています。
東洋水産グループは食品を取り扱う企業の責任として食品ロスの削減に取り組んでいます。国内事業の生産・流通・消費それぞれの段階で貢献できる活動を商品を通して進めています。
企業等から提供された食品を、生活困窮者や児童養護施設等に供給するフードバンクの活動に賛同し、商品提供を実施しています。この活動を通じて、品質確認等で品質に問題がないにもかかわらず廃棄される商品の削減と地域社会への貢献を行っています。
食品ロスの削減に向けた取り組みとして、科学的な保存試験データの検証を行い、商品の賞味期限の延長をしています。また、一部の商品については賞味期限の延長と並行して期限の年月表示も行っています。これらの取り組みは、店舗や家庭で賞味期限切れにより廃棄されてしまう食品ロスの削減につながります。
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