工場では、製造の各段階で、誤って異物が混入することのないように、X線検査機・金属探知機等を設置しています。
規格通りの品質(味・香り・外観など)の製品をお届けするため、原材料の入荷から製品の出荷までの各工程において徹底した管理体制をとっており、自主基準に基づく合否判定により安全性を確認し、出荷しています。
工場における管理
製品への異物混入対策および品質管理
X線検査機
従業員の製造ライン入室時の管理
工場では、エアーシャワーや粘着ローラーなどを実施し、外部からの異物混入を防止しています。
アレルギー物質管理
(写真1) 製造機器のアルコール清掃作業
(写真2) アレルギー検査
アレルギーによる健康危害の発生を防止するため、同一の製造ラインで特定のアレルギー物質を含む製品から含まない製品に製造を切り替える際には、アレルギー物質が残留しないよう製造ラインの清掃・洗浄を行っています。現状の製造ラインの清掃・洗浄方法が問題無いことを確認するため、行政機関等で指定した検査方法でチェックを行っています。
また、重篤なアレルギー症状を引き起こす可能性のあるそばを使った製品については、専用ラインの設置を進めています。
技術伝承学校の実施
東洋水産グループに受け継がれている様々な「先人の知恵」・「生産技術」を受け継ぎ、更に発展させるための技術向上を目的として国内の各部門・各工場の技術者を対象として技術伝承学校を開催しています。
1)役職者を対象とした技術伝承学校
各部門、各工場の役職者を対象とした技術伝承学校の開催
※トップダウンの取組み(労働安全、お申し出対策)・自己啓発(知識の習得方法)・従業員の育成教育
2)出張技術伝承学校
技術伝承学校より選抜された講師と開催工場選抜メンバーが、開催工場の取組みや他工場の取組み事例を交え討論し、開催工場の技術向上を図ります。
※工場内巡回による気付き・工場の取組みについて発表(安全安心の取組み、問題点と対策)・従業員教育への取組み、他工場の実例を用いたグループ討議(真因の追究)など
3)技術伝承学校技術編
技術伝承学校(技術編)として各工場から選出されたメンバーにより関東工場に新たに設備された製麺ラインを活用して「技術・技能伝承に関する理論と実践」、「新たな生産技術革新」この両輪で、東洋水産グループのモノづくりを発展させていきます。